こんにちは!今日も子どもたちと連続10レッスン、5時間の楽しい時間でした。集中力を使うので少し疲れますが、それぞれの個性や成長が見えてとっても楽しい時間でした(о´∀`о)
英語は今やグローバル社会を生きていくために必須のツールです。
あるデータによると、世界人口約70億人のうち、英語人口(第二言語として英語を使用している人口)は約17.5億人と言われています。
つまり、世界中の4人に1人と自由に意思疎通ができるのです!
また多くの情報を集める際に日本語からではなく、英語から情報をとった方が圧倒的に情報の量と質が違います。
子どもに英語に触れる機会として「プリスクール」は人気です。数十年前には見られなかったプリスクールが以前よりもどんどん増えて、素晴らしいスクールが増えているのは事実です。
私が英語教育に携わる前は「プリスクールに通っていれば安心だし、子どもの英語も問題なく習得するだろう」と思っていました。
しかし!それは大きな間違いです。
英会話スクールに勤めていた際、また今現在オンライン英語講師としてお見かけするプリスクールに通っている(通っていた)生徒さんの中には、
✅自分の伝えたいことがうまく伝えられないので恥ずかしがってしまう
✅リスニングはでき、相手の話を理解することはできるけど、単語でしか自分の意思を伝えられない
✅英語の文字が読めず、絵本やテキストからのインプット学習が進まない
方をみてきました。正直私自身も「3年通っていればある程度英語で意思疎通ができ、英語を習得してくれるだろう。」と思っていたので最初は驚きました。
ではなぜ絶対量がありそうなプリスクールで上達が見られないお子様がいるのでしょうか?
原因① 1人1人への個別アプローチが少ないこと
インプット学習においてプリスクールは素晴らしい場所だと思っています。英語のシャワーをたくさん浴びることができ、コップの水が溢れでるように英語をたくさん聞ける、これは英語上達には欠かせないものです。スクールを通してたくさんの経験もできます。
でもなぜ英語が話せないお子様がいるのでしょうか?
それは「1人1人のアプローチをすることに限界があり、そのお子様1人1人の得意なことや苦手なことに焦点をあてることが難しいから」です。
例えインプットが進んでもアプトプットをする機会がなければ英語の発話の上達は見られません。
言わなくてもジェスチャーでなんとか切り抜けたり、先生がある程度察して言わなくても理解してくれたり、お友達がかわりに代弁してくれることもあるでしょう。
ですので、解決方法として
①おうちで親子でアウトプットができるように発話練習をする
②対面やオンラインでプライベートで発話練習をする
つまり、子どもたちに発話をさせる、答える、そして質問ができるようにするように練習することで解決します。
原因② リーディング力をあまり重視していない学校もあること
これは学校の方針にもよりますが、リーディングをあまり重視しておらず、保育的な要素が強い学校があります。
そこで問題なのは
会話はできるけど全く読めない、読み方がわからない。
という点です。
日本で生活している以上、日本語の方が絶対的に強いですし、小学1年生になった際に一般的な日本の小学校へ進学した途端に会話のみ頼っているとものの見事に英語を忘れていきます💦
読めること=インプット学習を継続させる大事な手段
です。
またフォニックスを実施している学校でも、リーデイングは特に子ども1人1人の理解度が全然違うため、上達速度はお子様1人1人違い、どんどん学校の内容が先に進みわからなくなっている、ということもあり得ます。
だからフォニックスを理解し、そして自分で絵本やテキストなどを読めるようにしておくことは重要です。
絵本を読む習慣があり、英語を学習として継続しているお子様はそのまま英語力を伸ばしています。逆に英語が読めずに会話だけで自然と学んだお子様はプリスクールにせよ、帰国子女にせよ皆見事に忘れていきます。
おわりに
プリスクールに通っているだけではなく、
①インプットが進んだら、アウトプットができる環境を作り、親子英語を楽しんだりプライベートでアプローチができる講師を探す
②小学校へ上がる前にはフォニックスを学び、英語を読めるようにしておく、そして自分で絵本を読む習慣を小学生入学前にはつけておき、子どもたちが読む楽しさを体感する
そうすることで、英語学習は継続され、プリスクールに通っていた強みがどんどん増していきます!
参考になれば嬉しいです。
See you next time !
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